一歩進んだドッグフード

ドッグフードのAAFCO基準とは

愛犬に適したドッグフードを選ぶとき、何を参考にしたらよいか迷われる方も多いかと思います。ドッグフードを選ぶときの基準のひとつとして覚えておきたいのが、「AAFCO基準」です。

AAFCOとは

「AAFCO」とはAssociation of American Feed Control Official(アメリカ飼料検査官協会)の略称で、ペットフードをはじめとする飼料の栄養基準やラベル表示などに関するガイドラインを設定している機関です。AAFCO基準のドッグフードとは、そのガイドラインに準拠した品質のドッグフードであるということです。アメリカはもとより、日本のペットフード公正取引協議会やカナダのペットフード協議会などでもAAFCOの栄養基準を採用しており、いまや世界的なペットフードの栄養基準と言えるでしょう。

AAFCOの栄養基準とは

AAFCOの栄養基準は、4つのライフステージに分けて提示されています。その4つとは、成犬維持期、成長期、妊娠/授乳期、オールライフステージで、それぞれのライフステージにおいて犬が一日に必要としている各栄養素の最低量と、いくつかの栄養素については最大量も設定されています。毎日、水とAAFCO基準をクリアしたドッグフードを与えるだけで犬が生きていける程度の栄養が最低限は含まれているということですので、「総合栄養食」としての表示が可能になります。

AAFCO基準クリアは最低限

それではAAFCO基準をクリアしていれば絶対安心かというと、実際はそうではありません。AAFCOは必要な栄養素を提示しているだけで、そのもととなる原材料については言及していないからです。たとえば、タンパク質の源として新鮮なチキンを使っている場合とトウモロコシ副産物のコーングルテンミールを使っている場合、タンパク質の必須量を満たしていれば両方とも「AAFCO基準クリア」となってしまうのです。また、AAFCO基準は犬が生きてくための最低限の栄養基準ですので、健康のために多く摂取しておきたい栄養素などは各メーカーが自主的に研究して追加しています。ドッグフードを選ぶ際は、AAFCO基準をクリアしていることはまず最低ラインとして、原材料が信頼できるものが使用されているか、愛犬に必要な栄養素で多く入っていてほしいものは入っているかなどを考えて選びましょう。

一昔前、まだドッグフードが現在のように充実していなかった時代は、AAFCO基準をクリアしているドッグフードというのは多くなかったのですが、いまやAAFCO基準をクリアするレベルの栄養が含まれているというのは標準となっているようです。一定の目安とはなりますが、過信せず、上手にドッグフードを選んでみてください。