一歩進んだドッグフード

業務用ドッグフードのメリット・デメリット

人間用の食材でも業務用を取り扱うスーパーがお得感から人気が出ていますが、ドッグフードにも業務用があります。業務用のドッグフードは「ブリーダーズパック」とも呼ばれ、ブリーダーや訓練所、ペットショップなど多数の犬を飼っている人たちに向けたものです。業務用のドッグフードのメリットとデメリットについてご紹介します。

コストパフォーマンスがよい

業務用ですので、基本的に大袋での販売となっており、一袋20kg程度での販売が多いようです。さらに最低発送単位が5袋以上など条件が付いている場合もありますが、大規模なブリーダーや訓練所では一袋が数日でなくなるようなところもざらです。販売する側としては小分けにする手間が省け一度に大量に販売できるためコストを抑えた分価格を安くすることができるというわけです。同一ブランドで市販用パックとブリーダーズパックの用意がある場合は1kgあたりの単価がブリーダーズパックのほうがかなりお得になる傾向があります。ブリーダーや訓練所などは犬の健康状態をシビアに見ますから、安いからといって品質が低いようでは継続して購入してもらえません。特にブリーダーでは母犬が妊娠して授乳する、子犬が離乳して成長する、という最も高品質な栄養が必要な時期を迎えた犬が多数いるわけですから、そのような需要にこたえるだけの品質に対し価格を抑えたドッグフード、つまりコストパフォーマンスの良さが業務用ドッグフードのメリットと言えるでしょう。

量が多い、包装が簡易

まずデメリットとして挙げられるのが、量の多さです。業務用の大袋、20kgとなりますと大型犬でも食べきるのに1か月以上はかかる量です。小型、中型犬ですと数か月はかかってしまうことになりますが、開封してから数か月経過したものは品質的に心配な面が出てきます。空気に触れることで油脂の酸化、成分の劣化が進むほか、暖かい時期はダニが発生する恐れもあるため特に明記がある以外は一か月以内に使い切るのが理想です。また、業務用ドッグフードはすぐに使い切るのが前提で製造されていますから、パッケージも紙でできた簡易なものが多く、遮光性や密封性が市販のものに比べて劣る傾向にあります。

以上、業務用ドッグフードのメリットとデメリットについてみてきましたが、愛犬とご自身の状況に合っているようであれば、業務用ドッグフードには優秀な製品も多いですのでぜひ試されてみてください。小型、中型犬の飼い主さんは、複数の友人と共同購入して分けることで一袋を一か月で使い切る、という方法でうまく利用することもできるかもしれませんね。