一歩進んだドッグフード

ドッグフードに使われる穀物の種類

ドッグフードの原材料といえば、ビーフやチキンなど、お肉を思い浮かべる方が多いかと思います。しかし実際は、トウモロコシなどの穀物が原料として使われているドッグフードが多く販売されているのをご存知でしょうか。ドッグフードに使われる穀物の種類についてみていきましょう。

小麦、トウモロコシ、大豆

ドッグフードに使われる穀物として一番多く、歴史が古いのが小麦とトウモロコシ、そして大豆です。安価なドッグフードの中には、原材料表示の先頭に小麦やトウモロコシ、あるいはコーングルテンなどと表示されているものも見受けられますが、これはそのドッグフードの主原料が穀物であるということを意味しています。植物性たんぱく質や、エネルギー源となる炭水化物として原材料に使用されていますが、動物性たんぱく質を中心に摂取したい犬の食性には合っていないというのが実情です。コーンスターチを精製した副産物であったり、家畜用飼料を転用したもので安価で大量に調達できるためドッグフードにも多く使用されていますが、近年アレルギーの原因として敬遠される傾向にあります。

アレルギーに配慮して登場した米・大麦・オーツ麦

アレルギーを持つ犬が増えるにつれ、ドッグフードに含まれる小麦・トウモロコシ・大豆が原因であると指摘する声が大きくなりました。そこで、小麦・トウモロコシ・大豆に代わり原材料に使われるようになったのが米・大麦・オーツ麦などです。米などは日本人にはなじみ深いですが、日頃私たちが口にするような品質のものではない場合も多く、また精製されている場合は栄養価も特に高いとは言えません。

穀物を一切使用しない穀物不使用(グレイン・フリー)ドッグフード

米や大麦などアレルギー源にはならなくとも、そもそも犬に穀物は不要である、という犬の食性を考えて作られたのが穀物不使用(グレイン・フリー)のドッグフードです。動物性たんぱく質と野菜・果物を原材料としたドッグフードで、近年人気が高まり各メーカーから発売されています。また、穀物不使用まではいかないものの、穀物に含まれるグルテンを消化するのが苦手な犬も多いことから、グルテンを除いたグルテン・フリーのドッグフードも発売されています。

穀物不使用のドッグフードが人気で多く発売されていますが、人間と生活を共にするようになった犬はオオカミと違ってでんぷんを消化する酵素を持ち合わせています。適量であれば栄養源として配合されていてもよいと考えることもできるでしょう。穀物不使用のドッグフードはプレミアムクラスのものがほとんどですので、価格的に難しい場合はなるべく穀物の使用割合が少ないドッグフードを探されてみると良いかもしれません。