一歩進んだドッグフード

ドッグフードはどのくらいの温かさで出すべき?

ドッグフードを与えるとき、人間のように温めたり、冷やしたりしてあげた方が良いのかな?とふと思われたことはありませんか。毎日同じものを食べている愛犬の食事に、少しでも変化を付けてあげたいと思われる方も結構多いようです。ドッグフードはどのくらいの温かさで出すべきなのでしょうか。

暑いときに冷やしてあげてもよい?

人間と違って汗をかけず、舌でしか体温調整ができない犬には湿度の高い日本の夏は過酷ですね。うだるような暑さに、夏は食欲をなくしてしまう犬も少なくないようです。そんな時、人間がそうめんや冷やし中華など、冷たいものを食べたくなるのと同じように、犬にも冷たい食事を与えようとする方もいます。しかしこれは人間的な感覚で、犬は嗅覚によって食欲を刺激されますので、冷やすと食品の匂いは少なくなりますから逆効果と言われています。また、冷たいものを体内に取り込むと、胃腸の働きが悪くなってしまうほか、下がった体温をあげるために体力を使ってしまいかえって疲れてしまうことになります。氷を舐めるのが好きな犬もいますが、氷は適量を別であげて、食事は常温のものを与えるようにしましょう。

寒いときに温めてあげてもよい?

それでは、寒いときに温めてあげるのはどうでしょうか。冷やすのと反対で、温めると匂いが増すほか、胃腸の冷えを防ぐことで体温をあげるエネルギーが少なくて済みますので温める効果はあると考えてよいでしょう。ただし、熱すぎるものを与えてしまうと人間のように冷まして食べることができない犬は口内を火傷してしまいます。人肌程度(37~38℃)の温かさにしてあげましょう。レトルトや缶詰のウェットフードは湯煎して、ドライのドッグフードはぬるま湯をかけたり電子レンジで温めたりしてあげるとよいでしょう。特にドライのドッグフードは水分を摂取することが大切で、水分不足が続くと尿石症の心配も出てきます。冬場は水を飲む量が減ってしまう犬も多いため、ドッグフードが浸る程度のぬるま湯をかけてあげると水分補給にもなり一石二鳥です。

このようにドッグフードは常温か人肌程度の温かさで出してあげるのが良いと言えます。野生で暮らしていたころの犬は狩りたての獲物をまだ体温が温かいうちに食べていました。食事で体を冷やさない一工夫をしてあげると、愛犬の健康維持に役立ちそうですね。