一歩進んだドッグフード

ドッグフードを吐いてしまった場合

愛犬にはいつも健康でいてほしい、というのは愛犬家全員の願いですが、愛犬も動物である以上体調の変動は避けられません。生活していく中でドッグフードを吐いてしまった、という場面にも遭遇すると思いますが、その場合の対処についてご紹介します。

犬はもともと嘔吐しやすい動物

人間が食べたものを嘔吐するというのは、かなり体調が悪い場合が多いですが、犬はふとしたことで嘔吐をしやすい動物です。季節の変わり目などいつもと少し体調が違う時、水をがぶ飲みした後、精神的ストレスがあった時など、ちょっとしたことで食後に吐いてしまうことがあります。ドッグフードを吐いてしまったけれども、吐いた後はケロッとして元気である、他に異常が見られない場合は半日から一日様子をみて、問題がなければ普通の食事を与えてみましょう。

危険な嘔吐

一方で、速やかに動物病院に連れて行った方がよい嘔吐もあります。何度も嘔吐を繰り返す、元気がない、震えている、熱がある、下痢も併発している…などは、異物が胃腸内で閉塞していたり病原性の胃腸炎を発症してしまっている可能性があります。特に下痢も一緒に症状として出ている場合は脱水症状が進んで重篤になる危険性がありますので、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。その際、吐いたドッグフードも一緒に動物病院へ持っていくと、診療の手掛かりとなる場合があります。

ドッグフードが原因の嘔吐

ドッグフードが原因で吐いてしまうこともあります。保管方法が悪くカビが発生したり酸化が進んでしまったりした場合など、犬の体が危険と判断して吐いた場合は、古いドッグフードは破棄して新しいドッグフードを与え様子をみる、という対処で大丈夫でしょう。ただ、まれにドッグフードに毒物が混入していたために体調が悪くなり嘔吐していた、というケースもあります。2007年に起きた過去最大のドッグフードリコール事件では、アメリカ産ドッグフードにメラミンが混入していたため該当するドッグフードを食べた犬たちが腎不全になり相当数が命を落としました。腎不全の症状として嘔吐も見られたということですので、愛犬の元気がなく嘔吐が数日続くような場合は、与えているドッグフードのリコール情報を調べると同時に動物病院で検査を受けたほうが良いでしょう。

ひとくちにドッグフードを吐いてしまった、といっても原因は様々で飼い主さんが特定するのは難しいものですが、吐いた後の愛犬が元気かどうか、に着目して緊急度を判断してください。